タッチフォーヘルスってどんなことするの?そう思われてる方が多いので、今回クライアントさんにお願いしてモニター協力いただきました。
クライアントは交通事故にあった女性
全身あちこちに痛みがあり、今は運転もできないのということで
出前調整に行ってきました。
首、肩、胸椎、腰、背中、膝裏、骨盤のほかに、頭痛、耳鳴り、足裏のしびれ、手が冷たいなどたくさんの症状がありました。
タッチフォーヘルスでは、症状をなんとかするということよりも、その先を目標として設定してバランス調整します。
この症状がなかったとしたら、やりたいことは何?
この方はとても活動的な方なので、ジムでヨガやダンスもされていて、福祉的な活動ももっと進めたいし、あといっぱい考えてることがあるのよとおっしゃいました。
じゃもう、この「やりたいこと全部、思い切り楽しんでやっていたい」を目標にしちゃいましょうということで、スイッチング(体と脳の連動がスムーズにいくための予備調整)のあと筋反射とると、オッケーが出ました。
身体は脳より正直です。マインドは無視します。
だから「やりたいこと全部、思い切り楽しんでやっていたい」というと、筋肉はしっかりします。
でも、「やりたいこと全部、思い切り楽しんでやっています」と。現在進行形でいうと、とたんに力が抜けてしまいます。
よく、「大丈夫?」って聞くと大変なのに「大丈夫よ」と答えてしまう人がいますが、筋肉は嘘つけないので、「いやいや無理です」と教えてくれるんです。
で、調整方法も何が一番いいのか確認すると、「構造の14筋プラスα」と出てきました。
すべての経絡に影響が出ているようなので、ひとつずつ確認しながら調整していきました。
神経リンパポイントというのがありまして、そこを少し刺激することで体が変わっていくのが本人にもよくわかります。軽くツボ押しするみたいなイメージです。
「気持ちいい~、なんか響いてくる感じ」
「あ、なんか体がポカポカしてきた」
確認のための筋反射とると、同じ力なのにふにゃふにゃだった筋肉がしっかりとするので、「え、なんで?ほんとにさっきと同じ力でやってる?」と疑われるほどです。
タッチフォーヘルスやってる人は、みんな言われてると思います。それくらい変わってしまいます。
筋反射で確認しながらでき、その場で変化がわかるからやってるほうもわかりやすい。
結局、棘上筋右、大円筋右、大胸筋鎖骨部右、肩甲挙筋右、大腿四頭筋左、大腰筋両側、三角巾両側、大胸筋胸肋部両側の不調を確認し、調整しました。
でも、プラスαがなんだろうねということで、ほかの調整方法について聞くと、PSRが出てきました。
PSRは、何かの出来事があったときの感情が体に影響していて、その時の姿勢をとってもらいながら、感情の開放をします。
交通事故ですから運転中の姿勢が関係してそうだということで、その姿勢をとってもらって筋反射取りました。やはりこれの様ですね。
で、その姿勢のままで感情を開放していきます。
クライアントさんにはできるだけその時の様子をしっかり思い出してもらうようにお願いします。
しばらくすると「消えてきた」というので、ではもう一度筋反射取りますよと言って、同じようにさっきの姿勢に対して筋反射取ると、しっかりしています。
最後にもう一度、これで調整すべて終わってるか筋反射で確認し、先ほどの症状についてどう変わったかをお聞きしました。
痛みレベルを前もって数値化していたのですが、
悪い状態を0、いい状態を10として
首、両肩が3から7へ
背中のこわばりが3から8へ
胸椎、腰は5から7へ
頭痛、骨盤は5から8へ
耳鳴りは6から8へ
膝裏は7から8へ
足のしびれは7から9へと変化しました。
「さっきまで座ってるのもつらかったのに全然平気、姿勢も猫背になってたのに、しゃんとした感じ」といってサクサク動いてコーヒー淹れてくださいました。おいしかったです。
こういう言葉はセラピストみょうりに尽きます。
もう意識は次の活動に向かってる感じで、ボランティア活動のいろいろな話に花が咲き、わくわくする思いで終了しました。
「始める前と後の身体の痛みが激減していることに驚きました」という感想を書いていただきました。
タッチフォーヘルス受けていただいて、ありがとうございました。
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